人工芝はたるみやシワが生じないように伸ばしながら貼るのがコツ
人工芝はたるみやシワが生じないように伸ばしながら貼るのがコツ
人工芝には芝目があるのですが、これは芝が倒れる方向を意味するものです。
この方法を合わせて人工芝を並べれば芝の流れが揃うので見た目がよりリアルな状態にできる魅力があります。
ただ、貼る場所で方向を合わせにくいケースもあるので最初に向きを優先にすることがポイントです。
このとき、簡単な割付図を作成しておくとイメージしやすくなるなどおすすめです。
ちなみに、リビングルームから庭を眺めるケースは多いといえますが、リビングの向かって芝が倒れるよう設置するとお客さんが家に遊びに来たとき、庭を見て貰う際に自慢できるのではないでしょうか。
芝目が決まった後は人工芝の貼り付け作業になるのですが、この時のポイントはシワやたるみなどが生じないようにする、たるみがあるまま固定してしまうと固定用のピンを打つ込んだ箇所が波立ってしまう、これにより人工芝の継ぎ目が目立ってしまうので注意が必要です。
一度に両側を固定せずに片側ずつ伸ばして固定しましょう。
人工芝の固定にはU型ピンを使うのが基本!
人工芝を施工する際はピンで地面に固定する必要がありますが、その際に使用するのは基本的にU型ピンがおすすめです。
U字型のピンは、地面に刺さる釘が2本なのでしっかりと固定することができます。
加えて、人工芝は時間経過とともに収縮するという特性があるのですが、U型ピンであれば縮みを抑えることが可能です。
また、U字型のピンには様々な長さ・太さのものがありますが、長さに関しては15cmほどが目安です。
短いものは打ちやすさの面では優れますが、しっかりと固定することができません。
逆に長いものは固定力は強いものの、15cm以上になると水道管やガス管を傷つけてしまう恐れがあるので注意が必要です。
太さについては、可能であれば4mmを選択するのがおすすめです。
ホームセンターなどで購入できるもの3mmが主流ですが、鉄製で太さが3mmの固定ピンの寿命は5年ほどとされています。
人工芝が寿命を迎える前にピンが劣化してしまう可能性が高いため、人工芝を5年以上使いたいという場合は4mmを選ぶと良いでしょう。